“笑い”を検知する技術

ソニー、ユーザーの”笑い”を検知する感情トラッキングソフトを特許出願

モーション操作やカメラを使った新技術の開発に取り組んでいるソニーですが、新たにユーザーの”笑い”検知する感情トラッキング技術を特許出願していることが分かりました。


おお〜、ソニーやるね〜。
どこがこの手の技術をいち早く開発するかと思ったけどソニーとは。

プレイヤーの声と表情をマイクとカメラが読み取りPS3本体にデータを送信することが可能。ソニーのサイバーショットでも笑顔を検出する”スマイルシャッター”という機能がありましたが、笑いだけでなく、悲しみ、怒り、興奮、喜び、退屈といった様々な感情を認識することができるそうです。

確かに最近のデジカメには”スマイルセンサー”が付いていてこの技術を突き詰めていけば今でも精度は低くても実現できそうだ。
前の記事の「Party-shot」もそうだけど、こういう技術はソニーにがんばってもらいたい。
楽しいことができそうな基礎技術が出そろってきたね。

懐中電灯を手に呪われた廃墟を探索! Wii『恐怖体感 呪怨』は面白そう

懐中電灯を手に呪われた廃墟を探索! Wii『恐怖体感 呪怨』の恐怖を先行体験

 『恐怖体感 呪怨』は、劇場ホラー映画『呪怨』シリーズをモチーフに、オリジナルストーリーが楽しめるホラーゲーム。Wiiリモコンを懐中電灯に見立て、暗がりの中をさまよいながら物語を進めていく。

Wii『恐怖体感 呪怨』
Wii『恐怖体感 呪怨』2
Wii 『恐怖体感 呪怨』は、仮想体験的なゲームで面白そう。

恐怖体感 呪怨
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5 Wiiにまで、呪いのパンデミックとわ…

ARのデバイス「ビデオアイウェアVR920のARアクセサリキット」

uzixのビデオアイウェアVR920にカメラ・コントローラのARアクセサリキット
ARのデバイス「ビデオアイウェアVR920のARアクセサリキット」

VR920は640 x 480解像度 x 2 (左右)のメガネ型ディスプレイに着用者の向いている方向が分かるヘッドトラッキングセンサーを搭載した製品でしたが、今回発表されたARアクセサリキットは前面に取り付ける小型カメラCamARで外界を撮影、仮想のオブジェクトや情報と合成した画像をリアルタイムで表示するもの。

まだまだあ大きいけど安価なデバイスも出てきているんだね。

ソフトウェアにはAR (Augmented Reality, 拡張現実) 界隈で知られているドイツmetaio社の技術を採用しており、現実のオブジェクトを認識・トラッキングすることでたとえば本から3Dのキャラクターが「飛びだして」みえたり、あるいは看板や製品にインターネット上の情報を重ねて表示するといったことが可能。

これでゲーム作ってみたいな。絵本や看板はサンプル的なものとして序の口だろうけど。

キットにはカメラのほか6軸センサー内蔵の無線コントローラのPhasARも含まれており(画像は続きに掲載)、このコントローラを動かすことで3次元空間上をポイントしたり、あるいは仮想オブジェクトを操作するようになっています。ARアクセサリキットの出荷は今年夏予定、価格はUS$100程度。VR920は米国で$399、国内では5万9900円で販売中。

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これは良い!ドルビーの新技術「Dolby Axon」

今、バイオハザード5をやっているが、1台ですぐ横の嫁と協力プレイをしているからいいが、オンラインで協力プレイをやった日には相手がどこにいるか画面表示だけだと分かり難い。
そんな時、この技術があれば音声でどの方角に居るか分かる、
ボイスチャットの常識を変える、ドルビーの新技術「Dolby Axon」ってなに?
Dolby Axon

 従来のボイスチャットは、例えるなら電話越しに相手と通話しているようなものだった。つまり、ゲーム内で相手がどこにいようとも、距離や方向とは関係なしに、相手の声が聞こえて来るのは常に「耳元」から。これに対し「Dolby Axon」を使った場合、相手のキャラクターがいる距離や方向に応じて、声の大きさや方向がリアルタイムで変化するのが大きな特徴となっている。現実空間と同じように、相手が遠くにいれば声は小さく、近くにいれば大きく。相手が後ろにいれば後ろから、右側にいればちゃんと右側から声が聞こえてくる。もちろん相手が動きながらしゃべっていればその位置に応じて声もぐるぐると動き回り、そのまま相手が壁の後ろに隠れれば、距離が近くても途端に聞き取りにくくなったりもする。

こういう臨場感はゲームのみならず仮想現実でも使える技術となる。
ゲーム発の技術によって仮想現実が発展していきそうだね。

ゲームエンジンやゲームの中のAIロジック

CHIBA, JAPAN - SEPTEMBER 22: Visitors play wit...

Image by Getty Images via Daylife



ゲームエンジン絡みのお話、
まずはゲームエンジンが避難訓練に活用されているというニュース、
英大学、Valveのゲーム・エンジンを避難訓練に活用
ValveといえばHalfLifeなんだろうが、俺にとっては最近ハマったLeft4DeadもValve社製だ。
ゾンビがわらわら沸いてくる、そしてゲーム状況を判断し特殊ゾンビやゾンビの大群が押し寄せてくるロジックが秀逸だ。
この記事でも言っているがゲーマーがこの避難訓練を行ったら確かに火に飛び込んでいくだろうし、操作の穴や隠れキャラ?を探すに違いない。
でもこういうゲームエンジンを使うのってシミュレーションを単体で開発するよりずっとコスト安くすむし操作性も良いだろうし、一石二鳥だよね。
ゲームエンジンは、ARやVRにも使われるようになるんだろうね。
もう一つ違う方向のゲーム関連記事、
カプコン、PS3/Xbox 360/WIN「DEAD RISING 2」
ゾンビパラダイスアクション「DEAD RISING」の続編をマルチプラットフォームで開発

 シリーズ第1作の「DEAD RISING」はXbox 360用に制作されたが、同社の自社ツール「MTフレームワーク」で作り上げられた。その後、同ツールは「ロストプラネット」でも使用されマルチプラットフォーム展開で力を発揮した。今回はBlue Castle Gamesと共同で開発が進められているが、「MTフレームワーク」で制作が進められているかどうかは明らかにされていない。

マルチプラットフォームで開発するための「MTフレームワーク」。ゲーム制作会社が乱立するゲームプラットホームで収益性を守るために生まれたもの。こういうのも技術だよね。
そういえば、最近「バイオハザード5」の体験版をPS3とXbox360両方で試したが個人的にはPS3が画質が良く、またコントローラーが操作し易くいいような気がした。(あくまでも個人の感想)
バイオハザード5の開発者の話しが以下の記事であるけど、
全世界待望の『バイオハザード5』制作秘話を2人のキーマンに聞く【前編】

シングルプレーの面白さは、パートナーを操作するAIの完成度にかかってくるんです。人間と変わらないくらいの賢さを実現しないと、AIに対する腹立たしさが先に立ってしまい、”パートナーとの絆”が感じ取れなくなってしまいますからね。

AIロジックはゲームの中で重要な技術だね、これはVRやARでもそうなるだろうね。

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拡張現実(AR=Augmented Reality)の方向性ともうワンクッション

Augmented Reality (AR) in KABK

Image by przemion  via Flickr



場の空気を可視化する「ソーシャルAR(拡張現実)」に大きな可能性
日本技芸という会社のリサーチャーが拡張現実(AR=Augmented Reality)について語ってる。
ふーん、こういう人も居るんだね。技芸って・・・・メンバー見ると・・・なるほどね。

 現状のARの動向には一つだけ不満があります。ARのいろいろなアプリケーションを見ていて思うのは,今のところ「対-モノ」的な使い方の提案にとどまっている,ということです。「対-モノ」というのは,リアルのモノの世界に情報なりメタデータなりCGなりを投射するということですね。「Wikitude」や「Enkin」,電脳フィギュアなど,いずれもそうです。
 でも,ARは「対-モノ」ではなくて「間-ヒト」,つまり人と人の間のコミュニケーションに使うほうが絶対に面白いし,社会的な影響力も絶大だと思うんです。

確かにここまでのARは「対-モノ」がほとんど。実験もしやすいし結果も出しやすいだろうからね。それに応用も広く考えられるだろうから。
言っているように「間-ヒト」で使われれば掴みはOKなサービスが可能だろう。
技術的にも顔認識技術が要素技術として発達してきているから可能だろう。
でもビジネスになりうるかな?ここ最近どうもビジネスが置き去りになっているような気がする。
面白ければいいみたいなサービスが多すぎるんじゃない?まずは使われることが大事だと思うのでここでは深くつっこまないことにしよう。

「ソーシャルAR」が現実のものになれば,相当な悪影響や混乱が懸念されます。ARで罵詈雑言のタグ付けをする,といったことができてしまうからです。小学校なんかで,「バカ」とか紙に書いてこっそりと背中に貼り付けるいたずらがありましたよね。いわば「AR炎上」とでもいうべき現象が大規模に発生する危険性があるわけです。また,顔がマーカーとして本格的に使われるとなれば,プライバシーの問題はいよいよ深刻になるでしょう。おちおち顔を出して外を歩けなくなる時代が来るかもしれない。

この人も言っているように2chやブログ炎上、裏学校サイトがあるこの状況では「AR罵詈雑言タグ」が反乱すること間違いないね。
インターネットやARのような新しい技術、道具が正しく使われるような制度やモノ、技術が必要な気がする。もうワンクッションだ。
ARやAI、VRでもこのワンクッションが重要な気がする。

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身体が交替する錯覚

身体が交替する錯覚:視覚の交換実験が示すもの
身体が交替

別の人(またはマネキン)に取り付けたカメラの映像をストリーミング表示するゴーグルを装着した被験者は、カメラがつけられている方を自分の身体だと感じることがある、との研究結果を神経科学者が発表した。

これも面白いなぁ。
どうなってしまうんだろう。錯覚しておかしな感覚が生まれたりして。

シンギュラリティー(技術的特異点)を過ぎたら自分の脳をアップロードしたいと夢見る人たちに希望を与えるかもしれない。研究チームが見つけ出したのは、生身の人間ではないものに意識を宿らせる、より良い手法なのだという。

「脳をアップロード」か、脳は人間で体がロボット、そんなことが実現してくるよね。
Wikipedia曰く、

身体の一部を機械化した人間は改造人間でありサイボーグ (cyborg)と呼ばれ、一から作られた人造人間のアンドロイドとは区別される。

とのことなのでサイボーグなのか?
果たしてそれで人はどうなってしまうんだろう。危険な方向にだけは進んで欲しくない。

ゲーム業界では『Mirror’s Edge』[EA社のゲーム]がすでにその方向に踏み出している。このゲームをプレイすると、仮想身体のほかの部位が動くのが見え、乗り物酔いを引き起こすほどのリアルな感覚が生み出される。

確かに酔うなぁ。

「したがって、体全体を自分のものだとみなすのに十分な感覚を作り出すには、複数の感覚の信号と運動系の信号を一人称視点で整合させるだけでよい」と論文は結論づけている。

なるほど。

Wii「ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード」

★Wiiゲームレビュー★今回のゲレンデは世界が舞台!家庭で気軽にリゾート体験ができる
「ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード」

「ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード」タイトル
動画を観てみたが楽しそうだ。
「ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード」
「ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード」3
スキーやスノボは仮想現実で使えるようなネタで良く将来技術のデモなんかに出てくる。

■ バランスWiiボードを使えばより体感的な操作も可能
  しかしWiiリモコンだけでも十分楽しめる
 本作はバランスWiiボードにも対応しており、バランスWiiボードを利用したプレイでは、画面中央下にバランスメーターが表示され、重心を傾けるだけで直感的にターン可能となっている。ただし、筆者がプレイした限りでは、Wiiリモコンでの操作に比べて細かい操作がしにくく、また実際の滑りとは違い慣性がないため、バランスをとり続けると疲れやすく感じられた。

Wiiフィットじゃちょっと無理があるね。かといってWiiフィット以上に大がかりな装置も繋げにくいしね。
レースゲームのカーブなどに応じてハンドルが重くなるコントローラーのように抵抗力や傾斜感が出せるものが出たらこの程度の作りでもやっている感が出るよね。

没入型ディスプレイ「jDome」

ゲームの臨場感を楽しめる半球スクリーン「jDome」、GC 2008にお目見え

 ASUS、Intel、ESLの協力により、8月21~24日にドイツのライプチヒで開催の「Game Convention(GC) 2008」のASUSブースで、ジョン・ニルソン氏が開発した半球形スクリーン「jDome」のプロトタイプが披露される。
 jDomeは半球形のスクリーンで、ゲーム画面を映したプロジェクタで投影して使う。ゲームをプレイするために必要なのは一般的なプロジェクタのみという。これだけで、普通のゲームを180度の視野で楽しむことが可能。

仕組みは以下の通り、
jDome
まだ大がかりではあるが、一部のゲームマニアは大喜び?

通常のディスプレイでは視野は20度程度。例えばElectronic ArtsとCrytekの「Crysis」をjDomeでプレイすると視野が180度に広がり、しのびよる敵を目の端でとらえることができる。

下の動画みてもらうと感じがつかめるんじゃないかな、なかなか良さそう。

 開発者のニルソン氏は8月13日にjDome販売のための会社Immersive Industriesを立ち上げ、現在ゲームメーカー向けにプロトタイプを6000ドルで販売している。最終的な製品は125~200ドルで販売する予定。

125~200ドルなら普通に家庭でも購入できる金額だね、ただし場所とるから日本ではやっぱり難しいかな。プロジェクターで映すタイプじゃないと装置が複雑になり機材もコストあがるだろうしね。
まぁなにはともあれ家庭でも没入ディスプレイを導入できるようになるって感じかな。

HALの視界を再現、すげー

HALの目
映画好きには映画『2001年宇宙の旅』に登場する、HAL 9000の目から見た宇宙船内部の映像と言えばわかるだろうか。
全方位カメラが実現しそうとのこと。
オリンパス、「HAL9000の視界が可能な」全方位動画用カメラを発表

これまで半球状(水平画角360°垂直画角45°)だった撮影範囲が、全球状(水平画角360°垂直画角180°)になったという。静止画だけでなく、動画も撮影可能。

HALの目サンプル
まるでその場に居るかのような動画のサンプルが上記記事に貼り付けられているので是非観て欲しい。
ドラッグしたり左上のバーを上下することでズームしたり視点を変えたり可能だ。
すげー!!