“笑い”を検知する技術

ソニー、ユーザーの”笑い”を検知する感情トラッキングソフトを特許出願

モーション操作やカメラを使った新技術の開発に取り組んでいるソニーですが、新たにユーザーの”笑い”検知する感情トラッキング技術を特許出願していることが分かりました。


おお〜、ソニーやるね〜。
どこがこの手の技術をいち早く開発するかと思ったけどソニーとは。

プレイヤーの声と表情をマイクとカメラが読み取りPS3本体にデータを送信することが可能。ソニーのサイバーショットでも笑顔を検出する”スマイルシャッター”という機能がありましたが、笑いだけでなく、悲しみ、怒り、興奮、喜び、退屈といった様々な感情を認識することができるそうです。

確かに最近のデジカメには”スマイルセンサー”が付いていてこの技術を突き詰めていけば今でも精度は低くても実現できそうだ。
前の記事の「Party-shot」もそうだけど、こういう技術はソニーにがんばってもらいたい。
楽しいことができそうな基礎技術が出そろってきたね。

ゲームエンジンやゲームの中のAIロジック

CHIBA, JAPAN - SEPTEMBER 22: Visitors play wit...

Image by Getty Images via Daylife



ゲームエンジン絡みのお話、
まずはゲームエンジンが避難訓練に活用されているというニュース、
英大学、Valveのゲーム・エンジンを避難訓練に活用
ValveといえばHalfLifeなんだろうが、俺にとっては最近ハマったLeft4DeadもValve社製だ。
ゾンビがわらわら沸いてくる、そしてゲーム状況を判断し特殊ゾンビやゾンビの大群が押し寄せてくるロジックが秀逸だ。
この記事でも言っているがゲーマーがこの避難訓練を行ったら確かに火に飛び込んでいくだろうし、操作の穴や隠れキャラ?を探すに違いない。
でもこういうゲームエンジンを使うのってシミュレーションを単体で開発するよりずっとコスト安くすむし操作性も良いだろうし、一石二鳥だよね。
ゲームエンジンは、ARやVRにも使われるようになるんだろうね。
もう一つ違う方向のゲーム関連記事、
カプコン、PS3/Xbox 360/WIN「DEAD RISING 2」
ゾンビパラダイスアクション「DEAD RISING」の続編をマルチプラットフォームで開発

 シリーズ第1作の「DEAD RISING」はXbox 360用に制作されたが、同社の自社ツール「MTフレームワーク」で作り上げられた。その後、同ツールは「ロストプラネット」でも使用されマルチプラットフォーム展開で力を発揮した。今回はBlue Castle Gamesと共同で開発が進められているが、「MTフレームワーク」で制作が進められているかどうかは明らかにされていない。

マルチプラットフォームで開発するための「MTフレームワーク」。ゲーム制作会社が乱立するゲームプラットホームで収益性を守るために生まれたもの。こういうのも技術だよね。
そういえば、最近「バイオハザード5」の体験版をPS3とXbox360両方で試したが個人的にはPS3が画質が良く、またコントローラーが操作し易くいいような気がした。(あくまでも個人の感想)
バイオハザード5の開発者の話しが以下の記事であるけど、
全世界待望の『バイオハザード5』制作秘話を2人のキーマンに聞く【前編】

シングルプレーの面白さは、パートナーを操作するAIの完成度にかかってくるんです。人間と変わらないくらいの賢さを実現しないと、AIに対する腹立たしさが先に立ってしまい、”パートナーとの絆”が感じ取れなくなってしまいますからね。

AIロジックはゲームの中で重要な技術だね、これはVRやARでもそうなるだろうね。

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拡張現実(AR=Augmented Reality)の方向性ともうワンクッション

Augmented Reality (AR) in KABK

Image by przemion  via Flickr



場の空気を可視化する「ソーシャルAR(拡張現実)」に大きな可能性
日本技芸という会社のリサーチャーが拡張現実(AR=Augmented Reality)について語ってる。
ふーん、こういう人も居るんだね。技芸って・・・・メンバー見ると・・・なるほどね。

 現状のARの動向には一つだけ不満があります。ARのいろいろなアプリケーションを見ていて思うのは,今のところ「対-モノ」的な使い方の提案にとどまっている,ということです。「対-モノ」というのは,リアルのモノの世界に情報なりメタデータなりCGなりを投射するということですね。「Wikitude」や「Enkin」,電脳フィギュアなど,いずれもそうです。
 でも,ARは「対-モノ」ではなくて「間-ヒト」,つまり人と人の間のコミュニケーションに使うほうが絶対に面白いし,社会的な影響力も絶大だと思うんです。

確かにここまでのARは「対-モノ」がほとんど。実験もしやすいし結果も出しやすいだろうからね。それに応用も広く考えられるだろうから。
言っているように「間-ヒト」で使われれば掴みはOKなサービスが可能だろう。
技術的にも顔認識技術が要素技術として発達してきているから可能だろう。
でもビジネスになりうるかな?ここ最近どうもビジネスが置き去りになっているような気がする。
面白ければいいみたいなサービスが多すぎるんじゃない?まずは使われることが大事だと思うのでここでは深くつっこまないことにしよう。

「ソーシャルAR」が現実のものになれば,相当な悪影響や混乱が懸念されます。ARで罵詈雑言のタグ付けをする,といったことができてしまうからです。小学校なんかで,「バカ」とか紙に書いてこっそりと背中に貼り付けるいたずらがありましたよね。いわば「AR炎上」とでもいうべき現象が大規模に発生する危険性があるわけです。また,顔がマーカーとして本格的に使われるとなれば,プライバシーの問題はいよいよ深刻になるでしょう。おちおち顔を出して外を歩けなくなる時代が来るかもしれない。

この人も言っているように2chやブログ炎上、裏学校サイトがあるこの状況では「AR罵詈雑言タグ」が反乱すること間違いないね。
インターネットやARのような新しい技術、道具が正しく使われるような制度やモノ、技術が必要な気がする。もうワンクッションだ。
ARやAI、VRでもこのワンクッションが重要な気がする。

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スター・ウォーズの空想科学

俺はガンダム世代であり、スターウォーズ世代。
新しい技術に対し、これら映画の世界を目指しながら技術者をやっているところがあってワクワクする。
「スター・ウォーズの空想科学」ワイアード編

「スター・ウォーズの空想科学」は、映画『スター・ウォーズ』を特集したドキュメンタリー3編のうちの1つで、昨晩WOWOWで放送されました。番組の一部はWOWOWのサイトで視聴できます。動画にある「ホログラム」「未来の航法」「人工知能」「超空間 ハイパースペース」のほか、イオン推進エンジン、ライトセーバーなどを科学的に検証していました。

WOWOWチェックしそこねたなぁ。やっぱり加入しないとね。
前に記事にしていたようにホログラムの他色々なテクノロジーがネタになっていたようでますます観たいね。
この記事のワイヤード編もこれまでの記事をネタにしていて面白い。

クオリア茂木健一郎さんのページ

昨日久しぶりに人工知能のことを書いたら早速隣席のMさんがこのページのことを教えてくれた。
茂木健一郎(もぎけんいちろう)
脳科学者にして、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、大学で講師などもしている。
意識というものを通して心と脳の研究をされているそう。
茂木健一郎 クオリア日記
Elan Vital 生命の躍動
を見るとこの方の周りの人たちやこの方自身の人柄を感じることができる。
今度本を読んでみよう・・

ソニーが人工知能研究所開設

ソニー、人工知能技術の研究所を設立(NIKKEI NET)

ロボットを含む家電製品に応用できるソフト技術などを開発する。

注目だね。
この業界に入ってやりたいと思ったことが人工知能技術に携わること(まだちっとも実現できていない)だったけど、最近の動向はちっともチェックできてない。
これを機にチェックしていきたいな。