写真の位置情報からランドマークを推測、KDDI研究所が開発

今回の携帯技術展示会では拡張現実(AR)技術の展示が注目を集めたが、以下の記事が出た。
KDDI 研究所、位置情報付き写真からランドマークの名称を推測する技術を開発

株式会社 KDDI 研究所は2009年8月2日、GPS 機能付携帯電話で撮影されたランドマーク(観光名所など)の名称を、自動的に推測する技術の開発に成功した、と発表した。

おお、位置情報は必要なもののその場所のどのようなランドマークかは推測できるのか。

今回開発された技術では、一般ユーザーが Web 上に公開している位置情報付写真データを解析することにより、分類の対象となるランドマークを自動的に抽出。またそれらランドマークの画像情報も自動的に Web 上から収集している。
Web 上から収集した情報を活用することにより、従来の技術では実現が困難な、地図に掲載されていない名所や個別のランドマークなど、具体的な名称を対象とした画像分類システムの構築が可能となったという。

Web上の画像を使うことでテストは確かに楽だよね、これをGPS付き携帯のアプリやサービスに応用するんだね。

同技術の応用により、旅行先で発見したランドマークを撮影して検索サーバーに送信するだけで、そのランドマークの名称や、関連 Web 情報を検索するアプリケーションを実現できる。また、撮影したデジカメ写真の整理など、新たなサービスへの応用が期待される。

問い合わせてリアルタイムで結果が出るといいよね。
携帯を通じてARが使えるものになっていきそうだ。

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日経コミュニケーション編集部
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